あなたは大丈夫?睡眠中の寝言について

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笑い話で聞くことのある寝言。
しかし、寝言の頻度によっては危険視される事もあります。
特に、自分は大丈夫と思っている方でも注意が必要です。
今回は寝言に関する知識や改善策をご紹介していきます。
寝言とは?

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皆さんは、睡眠中に隣の人が何か喋っているのを聞いたことがありますか?
後で確認してみると、本人は全く記憶にないと言う。
まさに、これが“寝言”の正体と言えるでしょう。
寝言とは「寝ている間に無意識に発する言葉」を言います。
さらに、寝言は睡眠時随伴症の一種として睡眠中に起きる異常行動の総称を指す言葉とも言われ、
寝言以外には夜尿や歯ぎしり、夢遊病もあるとのこと。
睡眠時随伴症とは、睡眠中に起きる異常行動の総称を指す言葉で、寝言以外には夜尿や歯ぎしり、夢遊病(睡眠時遊行症)などが該当します。
https://www.francebed.co.jp/umoureform/faq/sleep/sleeping.html 羽毛ふとんリメイク&リフォーム 寝言を言うのはなぜ?原因と対処法をチェック
自分は大丈夫と思っていても、十分に注意が必要と言うことです。
レム睡眠・ノンレム睡眠が影響する寝言

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寝言は誰にも起こりうる症状で、主にレム睡眠時に現れると言われています。
眠りが浅くなる朝方やレム睡眠時では脳が活動しており、誰でも寝言を発しやすくなるとのこと。
また、夢の内容と関係した寝言を発したり、記憶に残っている場合もあります。
反対に、脳や体が完全に休息状態であるノンレム睡眠時では寝言は少なくなりますが、ごく稀に発することがあるとのこと。
こちらは日常生活に関する寝言が多く、怒りや悲しみなどの感情が現れます。
寝言は通常、浅い眠りのレム睡眠時に出ることがほとんどで、大きな問題はありません。一方ノンレム睡眠時の寝言は、ストレスが多い人や感情を押し殺してしまいがちな人ほど多いので要注意。なかには寝ながら怒る人や泣き出す人など、睡眠時に感情があふれてしまう人もいます
https://www.huffingtonpost.jp/kazuko-wada/sleep-talking_b_10602834.html HUFFPOST 「パートナーの寝言が増えた」と思ったら要注意! 寝言でわかる病気のサイン
このことから、過度の寝言は日頃のストレスが原因と言えるでしょう。
寝言が引き起こす問題

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基本的に寝言を発すること自体は問題ありません。
それよりも、寝言の数が極端に多かったり、声が大きい場合は何かしらの強いストレスを受けていることが考えられます。
いびきと同様に、大きな寝言は周囲の人の睡眠環境に悪影響を及ぼすことが多く、本人や家族のためにも寝言の対策を心掛けた方が良いでしょう。
また、レム睡眠行動障害や睡眠時驚愕症などの睡眠時随伴症と呼ばれる睡眠・覚醒障害であったり、
睡眠時無呼吸症候群、心的外傷後ストレス障害や不安障害などの可能性もあります。
少し心配な寝言もある。例えば、寝言と一緒に手足を動かす、動き回る、悲鳴を上げる、体をけいれんさせる、あえいだり息が詰まったりする、同じ内容の寝言(特に苦しそうな内容の)を何日も繰り返す、などの症状を伴う場合である。
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寝言を改善する方法

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もし、過度の寝言を発している事がわかった時、どういった対策があるのか。
ここからは寝言を抑える2つの改善方法をご紹介していきます。
睡眠環境の改善
まずは安定した睡眠を取る為の環境作りを心がけましょう。
その為には、使用している寝具を変えたり、部屋の温度や湿度を変えるのも良いでしょう。
または枕を変えてみるのも効果的です。
こちらの記事に枕の選び方を記載しているので、良ければ参考にして頂けると嬉しいです。

生活習慣の改善
寝言が多い場合、ストレスや不安を抱えている可能性がある事を説明しました。
それであれば生活習慣の改善が必須。
そこでオススメなのが、費用も掛からずストレス発散に効果的なランニングです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください!
まとめ
普段は気にする事もない寝言ですが、睡眠環境の改善を促すサインにもなり得るということです。
「最近、寝言がうるさい」と注意をさせれた時は、自身の体や心を見直してみるのもいいかもしれませんね。